有効な非課税枠の使い方知っていますか?
- 2016/12/5
- 資産運用・節税

利用しなきゃ損!実は様々ある非課税枠
非課税枠に関してどれだけご存知でしょうか?
代表的なのは、相続税の人数によって決まる非課税枠ですね。
3000万円+相続人の人数×600万円=相続税の非課税枠となります。
それしか使っていないのは非常にもったいないということを知っていましたか?
2015年の相続税増税や出国税の導入、海外送金時のマイナンバー登録など富裕層への課税が強化されている一方で、非課税枠も様々な形で用意されています。
相続税や贈与税以外にも様々な非課税枠があるので、上手く活用することによって、より多くの非課税枠を利用することができます。
その中の一例を紹介したいと思います。
例えば弔慰金と死亡退職金の非課税枠。
非相続人がビジネスオーナーなどの場合、弔慰金と死亡退職金として支払うことで相続税を節税できます。
死亡退職金として支払われた場合は
相続人数×500万円
弔慰金として支払われた場合
業務上の死亡なら役員報酬の3年分
業務上以外での死亡なら役員報酬の半年分
が非課税となります。
この非課税枠と本来の相続税枠を利用すれば、倍以上の非課税枠になるケースもあります。
事前に支給規定の事前作成やしておく必要があったり、あまりに高額な場合は認められないケースがあったりするので、事前に専門家に相談しておくことが重要です。
非課税枠の情報を入手するには?
非課税枠の有効活用の重要性はわかったけれども、実際どんな非課税枠があるのか分からないという方にオススメなウェブサイトがあります。
それが【非課税総合研究所】です。
上記以外にも教育資金非課税枠や生命保険非課税枠など様々なカテゴリーに特化して非課税枠についてわかりやすく紹介してくれています。
非課税枠について情報収集したいという方は、ぜひ一度覗いてみてください。