資産を守るセミナー~オフショア金融機関を知る~まとめ

「オフショア金融」についてこんな勘違いをしていませんか?

  • オフショア金融は悪い政治家ばかりが甘い蜜を吸っているもの
  • 危険なお金が集まっているところ
  • 数年前にパナマ文章が公開されたし、危険なやつ

インターネットで「オフショア金融」と検索してみも、上記のような情報ばかりが掲載されています。それもそのはず。日本国内は「情報が少なすぎる」のです。
約20間、自身もオフショアを活用した資産防衛を行い、これまで多くの資産防衛の支援を行った方はこのように言います。
「日本人のオフショアに対するイメージの悪さは7割が風評被害だ」と。
日本の銀行が非協力的なのでひとつひとつの手続きに、いちいち捺印したり申請書を出したりと、手間がかかるので、罪悪感が煽られて、気持ちが滅入ってしまい途中で断念する方も少なくないそうです。

オフショアは違法ではありません。当然税金も、しかるべきタイミングでしかるべき額を支払わなければなりません。
脱税やマネーロンダリング目的でオフショア金融を利用する悪い人がいるため、悪い印象を持たれがちですが、正しく理解し、正しく活用すればこれほど強い味方はいないのです。

そのようなことをみなさんに知ってほしいという思いから2018年5月に「資産を守るセミナー~オフショア金融機関を知る~」というテーマでセミナーを行いました。
本記事では、そのときの内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

お金の基礎知識

オフショアについて触れる前に、そもそもお金について以下に示す3つの重要なポイントを知っておきましょう。

  • 共同幻想
    お金は世の中にないというのが前提のもの。人間が利便性を考えて、お金作り出しました。最近流行りの仮想通貨があるが言葉として仮想通貨はおかしい。そもそも通貨はすべて仮想のもの。流行りの仮想通貨は暗号通貨が正しいです。
  • 3つの機能
    お金には以下の3つの機能があります。
  1.  高いか安いかの尺度
  2. 金では重たいからその代わりに交換する
  3. 保管するため
  • 割引現在価値
    今のキャッシュの価値が一番高いという考え方。債権で考えると、1年後100万円の債権を今は90万円と割引された状態で購入することができる。今の90万円と1年後の100万円が同じ価値になる。経済が右肩上がりというのが前提になる。マイナス金利はこの理屈からいうと常識から外れています

経済を考える上で最も重要なこと「合成の誤謬」

何らかの問題解決にあたり、一人一人が正しいとされる行動をとったとしても、全員が同じ行動を実行したことで想定と逆に思わぬ悪い結果を招いてしまう事象のことを言います。

具体的な例をあげると、企業の節約は企業にとっては良い事です。でもすべての企業が節約をするとお金が動かなくて国としては不景気になってしまいます。ミクロ(企業)でみると良いことだけどマクロ(国)としてみると悪いことになってしまいます。
そのため、経済を考える上で回りがやっているから自分もやることが正しいという考え方は必ずしも正解とは言えません。

 

海外の金融機関を使った資産運用は悪?

海外の金融機関を使って資産運用する事に違法性はありません。しかし、政府はなんとなく悪いように言っています。その理由は、日本人みんなが海外の金融機関にお金を持ち出し、運用するようになったら、国内債券は誰が買うのかという話があるためです。

戦時中から続くお国のためにお金をだせという考え方が色濃く残っています。もちろん、マネーロンダリング等の違法性がある行為は悪ですが、「オフショア」というエリアを活用すること事態は悪ではありません。

 

オフショアとは

オフショア(OFF SHORE)は、「OFF(離れて)」と「SHORE(沖)」から沖合を意味し、「本土から離れた地域」のことを言います。金融用語では、非居住者に対して、租税優遇を行っている国または地域の意味で使われています。オフショアとよばれる国や地域では、外国の投資家や企業の資産管理を積極的に受け入れるために、金融面や税制面に対する合法的優遇措置のある特別金融区(=税金の特区)を設けています。
最近はオフショア=税金の特区とされることが増えています。
この特区では、投資や事業により得られる収益に対して税金がかからない(もしくは税率が低い)などのメリットがり、別名で「タックスへブン(租税回避地)」と呼ばれることもあります。

 

オフショアの三大特徴

  • 税率が低い(0の国もある)
    所得税をとる国や地域はあります。しかし贈与税、相続税、運用税は0のところが多いです。
  • 秘匿性が高い
    外国が口座情報を確認請求しても一切公開されません。
    スイス銀行が有名です。この秘匿性の高さから「資産隠しの温床」言われることが多いです。
  • 実態を求めない
    その国に住んでなくても良く、ペーパーカンパニーの隠れ蓑になってしまうこともあります。

 

オフショアの問題点とパナマ文書

オフショアは秘匿性が高く、脱税や資産隠しの温床とされてきました。そんな中、2015年にパナマ文書と呼ばれるオフショア金融センターを利用する21万4000社の企業の、株主や取締役などの情報を含む詳細な情報が漏えいする事件により大きく動きました。ペーパーカンパニーが多数登録されていただけでなく、資産隠しが行われていることが明るみになり、オフショアに対する考え方も変わっていくことになります。

 

オフショアの今後

パナマ文書以降、オフショア地域の「税率が低い」点は変わりませんが、2つ目の特徴であった「秘匿性」は弱まっています。パナマ文書によって発覚した隠し財産が問題となったため、CRSと呼ばれる共通報告基準(Common Reporting Standard)が策定されました。CRSは税務当局間で非居住者の口座情報の情報交換に関する国際基準で、各国の税務当局が非居住者の口座の特定方法や情報の範囲等が共通化されました。CRSを通用することで、金融資産情報を各国間で効率的に交換し、外国の金融機関の口座を通じた国際的な脱税や隠し財産に対処できるようになりました。

日本は、平成27年度の税制改正において、CRSが導入されました。2017年1月1日から、金融機関は非居住者(海外居住者)の口座情報の内容をまとめ、「非居住者の居住地国の税務当局」に年に1度通知することを義務付けています。税務当局は、租税条約等に基づき、共通報告基準に従った税務当局間の自動的情報交換を開始することとしています。

また、3つ目の特徴であった「実態を求めない」ことに対しても厳しくなっており、非居住者が新規口座をつくるのは非常に難しくなっています。

 

TAX HEAVENからの終焉へ

オフショア地域は税金がかからないことや秘匿性の高さからTAX HEAVEANとも言われていました。しかし、近年、コンプライアンス(法令順守)の考え方が高まってきました。
その結果、脱税のためのオフショアから利率が高い金融商品などへの資産運用へ金融資産が移行しました。

 

はじめよう!オフショアでの資産運用

それでは、流れにのってオフショアで資産の運用を考えていきましょう。
ここでは、オフショア金融商品の一例として、初心者向けの確定拠出年金型商品と少し余裕がある人向けのプライベートバンクのMLFを紹介します。

 

初心者向けの確定拠出年金型商品

いきなり高額の資産運用はリスク不安もあるので、まずは最初にお勧めなのが確定拠出年金型商品です。

商品の1例をご紹介します。
月々US200ドル以上の積立で運用ができ、5、10、20年の有期積立です。金融機関の元本保証があるため、安心感も高く資産移転に最適です。自分の資産を送金するのも良いですが、子供の名義を作ってそこに少しずつ積み立てていくという使い方もあります。
だいたい10%/年複利です。経済の波の影響もあるので確定利率ではありません。

では確定拠出年金型商品を20年間運用したらいくらになるのでしょうか?1000万円を運用した場合、7500万円になります。変動型なので利息に対する税金はかかりません。
したがって、今の税法だと満期時に20.315%の税金がとられますが、軽く2倍は超えます。
ドル資産になるので円にする場合は為替の変動の影響をうけるため、注意が必要です。

 

少し余裕がある人向けのプライベートバンクのMLF

MLFとは、MicroLoanFund(マイクロローンファンド)の略です。

商品の1例をご紹介します。
最低US55万ドル、最低5年預けっぱなしで複利16%で運用ができます。US100万ドルまで原本保証されています。これは長期運用がお勧めです。この商品の一番の特徴は、日複利なので毎日利息が計算されて元本に積み重ねられます。そのため、7万ドルが2年で8万ドルになり、一日あたり約5,000円が増えています。5年で2倍になります。無税ならば20年で16倍。5年で満期がきます。

5年ごとにキャッシュにすることができますが、満期時に納税義務が発生します。しかしこの商品を活用している人は、これだけ金利が高いので節税など考えず、そのまま納税するそうです。

 

オフショアでの資産運用での注意点(三大リスク)

メリットがあれば、当然デメリットもあります。リスクがあることも理解したうえで活用することが重要です。

  • 信用リスク
    格付けがでてこない。つぶれた時は元金保証されないこともあります。
  • 流動性リスク
    日本の定期預金のように途中解約ができます。しかし、海外は契約が厳しく、満期になるまではキャッシュにできません。緊急時にも解約できません。ここは厳格に守られます。
  • 価格変動リスク
    為替変動の影響をうけます。
    これらのリスクを考えると運用するのは総資産の1/10、金融資産の1/5以下にするのが良いと思います。

 

代表的なオフショア地域の紹介

シンガポール

アジア最大のオフショア。富裕層の観光と金融の街です。
かつては日本やイギリスの植民地として支配されていたエリアでした。資源も土地も何もない状態から、金融政策でここまで大きな成長を遂げました。また立地の良さから現在ではハブとしての役割も果たしています。

ドバイ

アラブ首長国連邦。人類にとって最も過酷な地域に金の力でどんな楽園をつくれるかに挑戦している。世界最大の人工島、パーム・ジュメイラは富豪のための別荘地となっています。国民は全員公務員で、結婚の際には国が住居を与えてくれます。課税がほぼない代わりに、国内でお金を使ってもらうという仕組みで国が成立しています。

パナマ

北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の丁度間に位置しています。最先端の街と古い街が混在した街並みが特徴です。

香港

世界最大のオフショア銀行HSBCがあります。
中国のハブとしての役割を持っており、情報や人が集まりやすい環境になっている。

 

オフショアでの運用目的は「人生幸せに生きる」こと

セミナーの講師はこのように言います。

「オフショアでの運用は小銭稼ぎではなく、自分の人生や家族の幸せのために何が必要か考えて活用することが大切欲しいものがなかったらすぐに帰ってくれば問題ありません。」

「オフショアだけ持っていれば安心なんてことはありません。必ず海外資産だけでなく国内資産への分散を考えましょう。バランスよく運用することが大切です。
海外資産を半分以上持ったらダメだと考えています。日本が滅びようが日本人なので日本に地に足をつけることが大事です。オフショアで運営して得た利益にたいする税金を納めれば、それはそれで国益につながります。」

 

まとめ

オフショアにはメリットデメリットがあります。それをわかったうえで、自分の資産を守ることに対して賢く使えば、大きな恩恵を得る事ができます。
ひとつの選択肢として、学んでみることは非常に有意義なことではないでしょうか。

この記事で記載したことは、2018年5月現在のものであることにご注意ください。また、掲載内容はセミナー講師の考えであり、紹介した商品も一例なので、実際に運用を検討される場合は必ず専門家に相談するようにしましょう。

掲載した記事の内容に関する問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

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