
ビジネスパーソンにとって、仕事は一日の大半を占めるもの。中には残業までして、一日10時間働いているという方もいるでしょう。
しかし、仕事が一向に終わらず、毎日次々と山積みになっていく仕事に溺れてしまい、遂には休日まで仕事に回してしまうという方の声を聞きます。
さらに、仕事だけではなく、通勤や会社の付き合いとして夕食などに時間を取られることもあり、刻一刻と過ぎていく時間の中で負のスパイラルに落ちていってしまうのです。
そんな皆さんに是非知っていただきたい起業家の一人が、イーロン・マスク氏です。イーロン・マスク氏は、いま世界で一番マルチタスクをこなすことで有名な人物なのです。
そこで今回は、このイーロン・マスク氏の知られざる生活習慣から、皆さんの一日がより生産的に、よりスマートになるようなコツを見ていきましょう。
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イーロン・マスクとは
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— Elon Musk (@elonmusk) April 29, 2020
世界で有名といわれても、イーロン・マスク氏を知らないという方も多くいらっしゃると思います。
イーロン氏は、南アフリカ出身のエンジニア兼起業家です。現在は、電気自動車
やソーラーパネルの開発で有名なテスラ社や、宇宙輸送という何とも未来的な事業をこなすスペースX社の2社のCEOとして活躍しています。まさに、マルチタスクをこなす日々を送っています。
他にも、あの有名なPayPal社の前身となるX.com社の設立者でもり、AIを研究する非営利団体OpenAIの共同創立者としても名を馳せています。
彼は、10歳の頃にコンピューターを購入し、独学でプログラミングを習得したことでも有名です。子供のころから、かなり逸脱した能力を持っていたのかもしれません。
その後大学を転々とし、24歳の頃に弟と共に初めての起業をし、オンラインコンテンツの出版をするZip2社を立ち上げました。
イーロン・マスクの習慣とは
ここまで見ても、若いころからかなりの成功を手にしていると言えるイーロン氏ですが、ここからは今なお成長を続ける彼の日々の習慣について詳しく見ていきます。
-7時起き・6時間睡眠
イーロン・マスク氏は毎日7時に起きることを続けています。睡眠時間も平均6時間前後であり、毎日午前1時ごろに寝床につくそうです。
一般的に推奨される睡眠時間は、およそ7時間から9時間といわれているのですが、イーロン氏タイトなスケジュールをこなすためか、はたまたショートスリーパーなのか睡眠を普通の人より1時間程度早く済ませて健康的な時間に起床していて、中々ハードですね。
-朝シャワー
イーロン氏は、毎朝起きてからのシャワーを欠かしません。実際朝にシャワーを浴びると、血圧が高まったり、血流が促進されたりするため、体や脳が目を覚まし、生産性のある一日を迎えることができます。
ただ、いくつか気を付けなければいけないことがあります。1つ目は、温度です。朝から熱いお湯を浴びることは、一見目覚ましには最適なように思えますが、体が疲れてしまったり、シャワーを浴び終わった後に眠くなってしまったりするというリスクがあります。なので、温度は暑くも冷たくもないと感じるぬるめのシャワーを浴びるようにしましょう。
2つ目は、シャンプーなどの使用に関してです。朝シャワーをするようになった人の多くが、夜も朝もシャンプーをしてしまいがちです。しかし、1日に2回以上シャンプーをしてしまうと、必要最低限の逃避の油さえも洗い流して薄毛の原因となります。よって、朝は軽く洗い流す程度にしておきましょう。
―朝食を抜く
イーロン氏は、朝食をとらないことでも有名です。多くても、コーヒーを飲んだりオムレツを口にする程度だそうです。
朝食を抜くことが体に悪いと聞くことの方が多いかもしれませんが、一概にはそうとは言えません。むしろ、人によっては朝食抜きの方が生産的に活動できることもあります。
というのも、一日全体を見たときに必要なだけのカロリーが摂取できていればいいのです。更に、イーロン氏のようにデスクワークが多い場合、朝食をとることが必要以上のカロリー摂取に繋がる場合もあります。
加えて、食事によって胃に負担をかけ血流を集中させるため、食後は他のことに集中しにくいということもあるのです。
―昼食も手短に
朝食だけではなく、昼食もイーロン氏にとって短縮されるポイントの一つです。イーロン氏は昼食をミーティング中に終わらせるか、5分で済ましてしまうこともあるそうです。
もちろん、イーロン氏は食事の量が少ないために5分で終わらせることが可能なのですが、皆さんが食事の量を変えずに5分で昼食を済ませようとすることは、とても不健康なのでやめましょう。
これだけ見ると、イーロン氏はエネルギーの摂取が全然足りてないように思えてしまいますが、実は夜にたくさん食事をとるようにしているのです。夜に食事をとることで、仕事の時間に集中が途切れることなしに動くことができるのでしょう。
―タスク管理
イーロン氏は、その卓越したタスクの管理とスケジューリングでも知られています。イーロン氏は毎日、重要度や緊急度からタスクを優先度順にリストアップすることを欠かしません。
更に、一日のスケジュールを5分単位で設定し、設定した時間でタスクを終わらせることを徹底しています。これは、タイムボクシングといわれるタイムマネジメント法で、あのビルゲイツ氏なども愛用しています。
彼のマルチタスキングは、日々この5分区切りのスケジューリングによって達成されているのです。
―必要のないミーティングは絶対にしない
イーロン氏は、必要のないミーティングを絶対にしません。ミーティングは多くの企業の中でも、時間を浪費してしまい結果なにも進展しないことで問題となることの1つでしょう。
イーロン氏は絶対に必要な時以外にミーティングを開かないことで、生産性をさらに向上させているのです。因みに、効率的なオンラインミーティングについては以下の記事でも紹介していますので是非チェックしてみてください。
今更知らないとは言えない!!オンラインミーティングのコツとは?
―緊急時以外は電話を取らない
イーロン氏は、基本的なコミュニケーションを全てメールやSNSで済ませるようにしています。緊急時以外は電話を受け付けていないのです。このことで、自分のタイミングで勝つより効率的に連絡をしています。
更に、メールアドレスも非公開にして、限定した相手にのみ教えることで、不必要なメールが届かないような工夫もしています。
―週に1~2回ジムへ
忙しい彼ですが、週に1~2回の運動も欠かしません。運動が健康にいいのは当然ですが、日々の生産性アップにもつながります。
キツメの有酸素運動は脳へ血流を回すことで、脳細胞の成長に繋がるという研究結果もあるため、彼の高い生産性の源の1つが運動だということは過言ではないでしょう。
―読書は欠かさない
これだけハードワークな1日を過ごしながらも、本を読むのに十分な時間の確保を怠らないのもイーロン氏が成長を続ける秘訣でしょう。
実は、仕事の8割をエンジニアリングやデザインに回している彼ですが、そこで発揮される創造力は読書によってもたらされているのかもしれませんんね。
イーロンマスク氏の習慣まとめ
以上が、イーロンマスク氏が続けている習慣の数々でした。これだけのことを続けてしているとなると、かなりつらいように思えますが、成功し続けていることにも納得がいきます。
特に、生産性の要となるスケジュール管理やタイムマネジメントには、目を見張るものがありましたね。
少しづつでもいいので習慣化を続けて、あなたもイーロンマスク氏のような世界に打って出る人物を目指してみませんか?