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マリオット・インターナショナルのデザイン主導型ラグジュアリー・ホテルブランド「W(ダブリュー)ホテル」が日本初上陸!
東京オリンピックの翌年である2021年2月開業予定で、選ばれた地はなんと大阪。つまり「W OSAKA」が2021年に誕生します。ホテルの所有者は、積水ハウス株式会社で、27階建てのホテルになるとのこと。
Wホテルブランドでは、個性的かつ斬新なデザインを取り入れており、いままでのホテルとは違った革新的かつ最高の体験を味わうことができるとのことです。そのホテルが大阪の中でも中心地のひとつとである南船場に建てられるのです。
大阪市内でもザ・リッツ・カールトンやヒルトンなど最高級ホテルはあります。それらのホテルとどのように差別化を図るのか気になります。Wホテルの雰囲気やサービス、コンセプト自体が別物で、ラグジュアリーホテルの新たな選択肢が増えるような感じでしょうか。
Wホテルの魅力や建設中のW OSAKAについて現時点での情報をまとめます。どういった体験ができるのか今から楽しみです。
Contents
W OSAKAのスペック!どのような施設が予定されている?
2021年にオープンするW OSAKAはどういった内容になるのでしょうか。
2018年1月のプレスリリースによると、全室合わせて337室。その中で、スイートルームは50室。中でも最高級の「エクストリームWOWスイート」が1室、「WOWスイート」が2室と最上級ランクのスーパースイートは健在です。
すべての部屋のインテリアなどルームデザインは、Wホテルならではのコンセプトを貫いています。とはいえ、世界中のどのWホテルとも違った印象が楽しめるでしょう。
客室だけでなく、ダイニングレストランやバーなども、Wホテルブランドには欠かせないもので、お食事やお酒、プールやフィットネス、スパなども備えており、観光目的以外にも、ビジネスシーンでの活用も光ります。
W OSAKA内のイベント施設は、400㎡の広さと自然光が入り込む開放的な造りとなり、ホテル内とは思えないような体験をさせてくれます。また、会議室も備え付けられているため、ビジネスシーンでも活用しやすく、数々の使い方が想定できます。
オリンピックで世界中の注目を浴び!以降も維持することを期待!
東京オリンピックが開催される2020年以前ではなく、その1年後にW OSAKAがオープンすることに、何かしらの狙いがあるのでしょうか。
これまでのオリンピック開催地において、終了後も外国人観光客が増加したというデータもあります。オリンピックで訪日した方が自国で魅力を伝え、開催国の良さが広がった事から、増加し続けたという見立てもできます。もちろん、インフラや利便性などを整えていくという前提はあります。
つまり、オリンピック終了後の方が観光は盛り上がり、熱気が最高潮な時に、Wホテルブランドをオープンさせることが最適だと考えているようです。
世界中から2021年の注目の的となり、活気あふれる大阪の街や周辺地域を巻き込み、オリンピック以降も世界中のセレブや国内の富裕層の話題となるでしょう。
また、大阪市庁舎からW OSAKAまでのエリアはビジネス施設が広がっており、周辺企業からのゲストの接待として利用も考えられそうです。
大阪という地は、世界中から人気の古都・京都へのアクセスも良く、建設地の南船場という地域も、大阪駅へのアクセスもしやすく、関西地域観光のスタイルが変わる可能性も秘めていますね。
Wホテルブランドとは。世界ではどの地域にホテルが?
W OSAKAに先駆けて、Wホテルのサービスを海外のWブランドで受けてみてはいかがでしょうか。まずは、Wホテルの生い立ちやコンセプトなど知っておきましょう。
マリオット・インターナショナルが仕掛けるラグジュアリーホテルブランドのWホテルは、おおよそ20年前に眠らない街ニューヨークで誕生しました。誕生して以来、高いホスピタリティとサービスを受けられるシーンは、センセーショナルで、これまでのホテルと違い、体験に革命を起こしたと言って良いかもしれません。
イベントやハプニングなども存在し、24時間楽しんでいられるようなホテルは、類を見ません。
世界のWホテルは、2020年にはトータルで約80棟の完成を見込んでおり、これまでオープンしてきたWホテルは、既成概念を壊すかのごとく斬新なデザインやサービスの数々です。
公式のインスタグラムを見てみると、まるでホテルとは思えないような楽しさと体験が行われてきたと理解できます。これはまるで、モダンを通り越した現代もしくは、近未来の楽しみ方かもしれません。
もちろん、これまでと同じようなイメージの滞在も楽しめます。
世界中でWホテルの体験を
W OSAKAが誕生するのは2021年とのことですが、2018年6月現在、世界中に78のWホテルが存在します。
- 北米地域(31)……アメリカ(27)、メキシコ(3)、カナダ(1)
- アフリカ(2)……エジプト(1)、モロッコ(1)
- アジア太平洋(23)……中国(10)、オーストラリア(3)、インド(2)、タイ(2)、マレーシア(1)、台湾(1)、モルディブ(1)、香港(1)、シンガポール(1)
- 中南米(4)……コスタリカ(1)、チリ(1)、パナマ(1)、コロンビア(1)
- ヨーロッパ(13)……イギリス(2)、スペイン(2)、ポルトガル(2)、セルビア(1)、ハンガリー(1)、オランダ(1)、チェコ(1)、フランス(1)、スイス、(1)、トルコ(1)
- 中東地域(5)……UAE(2)、カタール(1)、ヨルダン(1)、オマーン(1)
- カリブ海地域(1)……プエルトリコ(1)
こうして並べてみると、世界中どこでもWホテルの体験が受けられるのは魅力的です。驚くのは、ホテルごとのデザインが異なっており、どのホテルも別世界とも言えます。泊まるだけでも数々のエンターテインメントが保証されていることでしょう。
世界中を旅する時に滞在先のひとつとして検討できそうですね。
Wホテルが参加するスターウッドプリファードゲスト
Wホテルの魅力のひとつにスターウッドプリファードゲスト(SPG)に参加していることがあげられます。SPGは、ラグジュアリーホテルブランド内のロイヤリティプログラムで、蓄積されるスターポイントは航空チケットや各種交通機関で使えたり、その他のサービスやアクティビティ、そして商品に交換できたりと用途は様々です。
さらにマリオット・リワード(ザ・リッツ・カールトンリワード)へのポイント移行もでき、無料滞在につながったり、長期滞在がお得になったり、部屋のアップグレードなどと最大限活用し尽くせば、かなりお得になります。
Wホテルだけでなく、プログラムに参加しているホテルブランドの中から、行き先にマッチした滞在先を選べるのも魅力です。
なんと、SPGへの入会は無料で、年会費もかからないと言うからすごいことです。貯まったスターポイントはマイルにも変換できるため、お得な人は多いのではないでしょうか。まだプログラムに参加していない人は今から検討しても良いかもしれませんね。
▼スターウッドプリファードゲスト
http://www.starwoodhotels.com/whotels/about/index.html?language=ja_JP
まとめ
世界中で約80あるラグジュアリーホテルブランド「Wホテル」が、2021年に日本初上陸します。オープンの地は大阪の南船場で、オリンピック後の魅力のひとつとして世界からの注目の的になることを予想されます。
斬新かつセンセーショナルな体験やコンセプトを持つWホテルは、世界のセレブや富裕層から人気の的です。他のラグジュアリーホテルでは味わえないような体験が、ここではできます。もちろん、ザ・リッツ・カールトンやヒルトンなどのラグジュアリーホテルで受けられるサービスとは異なり、そちらの方が好みという方もいらっしゃるでしょう。
楽しむだけでなく、ビジネスシーンでの利用やゲストのおもてなしにも活用でき、利用者のイメージを叶えてくれる驚きのホテルです。
スターウッドプリファードゲスト(SPG)にも参加しており、貯まっているスターポイントを活用して、無料で宿泊したり、長期滞在がお得になったり、部屋のグレードをアップさせたりと嬉しいサービスも多いです。
W OSAKAのオープンまで、あと3年切っていますが、今から待ち遠しいですね。もし、早くWホテルのサービスを体験したい場合は、海外旅行の滞在先としてWホテルを選んでみてはいかがでしょうか。