大阪にある鰻の老舗6選
- 2018/8/10
- ライフスタイル

うなぎの魚伊 本店
大阪METRO谷町線 関目高殿駅から徒歩5分。店舗先には鰻と書かれた大きな布と、同じく名物の鯨と書かれた布が掛かっており、遠くからの目印となります。車で来店の場合には提携駐車場のサービス券を発行してくれるので、アルコールを飲まない方には嬉しいサービスです。
外観は年季の入った建物で、非常に堂々としており、時代の重みを感じます。店内はお座敷、カウンター、宴会場と様々なシチュエーションに対応しており、時代によって変わるニーズに沿って、柔軟に対応してきたことがうかがえます。
鰻には相当のこだわりを持っており、炭火焼き・地焼き鰻を貫いています。産地の名前にはこだわらないが、「良質で安全な鰻を。」という点にはこだわり、全国各地から送られてきた鰻を休ませ、美味しさを復活させるために、立て場を設置し、魚伊独自の基準を設け、プロによる選別により、その日一番いい状態の鰻を店舗に届けています。
その他、タレ・備長炭・米にもこだわり、さらに熟練した職人の腕が加わり、最高の鰻が出来上がります。
いつ行っても間違いのない味を提供してくれると好評のお店です。
所在地:〒535-0031 大阪府大阪市旭区高殿4-8-10
TEL:06-6953-3707
HP:http://www.sumiyaki-unagi.com/shop/index.php#honten
定休日:毎月第2火曜日(祝日除く)
予算:¥1,950~¥4,200(うな重・うな丼)/1名
じん田
JR大阪環状線天満駅より徒歩3分。にぎやかな商店街の裏に位置し、アットホームな雰囲気のある店内が魅力のお店です。1912年創業の老舗「大巳」の創業者を祖父に持ち、その伝統を引き継いでいます。紆余曲折を経て開店しているためか、様々なアイデアによる近代的なイメージと守り続けてきた伝統が良い具合に調和された清潔感溢れる明るいお店です。
「滋味絶佳」を理念にしており、一本一本丹念に、100年の間に培った技術と焼き立てにこだわる姿勢と新しい世代の感覚の融合が味に反映され、毎回新しい発見があり、何度食べても飽きることはないでしょう。
当店の命とまで言わしめる秘伝のタレには、祖父の時代の熱き思いが濃縮され、それを絶やさないよう、継ぎ足し製法で守り続けています。お客様のお口に届くときに最高であることがその食材への最大の感謝と考え、食材に敬意を示す姿勢は店主の人柄そのものと思われます。謙虚でありながらも先端をいく素敵なお店です。
所在地:〒530-0033 大阪府大阪市北区池田町7-6
TEL:06-6882-5115
HP:http://www.unagi-jinta.com/top/index.html
定休日:日曜日・祝日(夏期・年末年始休暇)
予算:¥2,380~¥5,600 (うな重) /1名
赤坂ふきぬき 大丸心斎橋店
大阪METRO心斎橋駅より直結の大丸心斎橋店の13Fに位置する当店は、雨の日も傘がいらずスムーズに来店できます。店内から東心斎橋を一望でき、百貨店ならではの優雅さもありゆったりとお食事を楽しめます。
創業大正12年と老舗の風格を保ち、関東を中心に店舗展開をしていますが、鰻へのこだわりは統一され、素材と製法と提供のこだわりを加えて、伝統を守っています。
「高貴であり、それを貫く」という意味のある店名の「ふきぬき」。そのメッセージを込めた店名を体現するかのような、上品で優しい江戸焼鰻が食べられる関西唯一のお店です。
所在地:〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店13F
TEL:06-6120-0522
HP:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27044625/
定休日:大丸心斎橋店に準ずる
予算:¥2,700~¥5,900(うな重)/1名
神吉
南海高野線大阪狭山市駅より徒歩30分。車で来店される方の方が多いようです。そのため、駐車場が設け、そのひとつひとつにうなぎのマークが描かれているというユーモアが見られます。
立派な門構えを抜けると、純和風の入り口が迎えてくれます。店内の天井は高く、テーブル同士の間隔も広く、ゆったりと落ち着いた雰囲気です。テーブル席と小上がりの掘りごたつの2種類の形態の席が設けられており、店内奥は坪庭があり優雅な趣です。
芸術的空間の中でいただく鰻は、三重県桑名市産にこだわり、ふっくらと焼き上げ、タレの味、掛け具合ともに絶妙なバランスを保っています。
所在地:〒591-0112 大阪府堺市南区岩室102-1
TEL:072-234-3657
HP:http://kamiyoshi1.com/
江戸流鰻料理 志津可
大阪METRO堺筋線・京阪本線北浜駅26番 出口より徒歩5分。なにわ橋からも近く、アクセスは良好です。食の文化大阪の中心地で、変わらず在り続けるための術と言わんばかりの奥ゆかしい雰囲気の佇まいは、老舗の風格を感じさせます。
昔の面影残る懐かしい店内からは、堂島川を一望でき、爽やかな風を感じられます。2階は完全個室で予約制となっていますが、ゆっくりと鰻を堪能できる場所として人気です。
鰻は関東流で蒸してから焼くため、ふっくら感があります。関西の方に合うようにと少し甘めのタレを用意しています。
また、静岡県大井川の幻の鰻、「共水鰻」を食べられるお店としても有名です。こちらは予約のみ受け付けており、まさに幻のメニューです。
所在地:〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1-13-7
TEL:06-6364-9129
HP:www.edoryu-shizuka.jp/
定休日:日曜日・祝日
予算:¥2,200~¥4,000(うな重)/1名
本家芝藤
大阪METRO御堂筋線淀屋橋より徒歩5分。アクセスも良く、近隣は情緒あふれる通りとなっており、散歩がてら向かえます。
創業280年、正真正銘の老舗です。そのサービスからこだわり、店内の造りや接客、どれをとっても「老舗」と頷かずにはいられないほどです。予約時にメニューを決めるシステムとなっていますが、ご来店いただいたお客様にもできる限り召し上がっていただくため、と連日の人気ぶりがうかがえます。
店内1階はフロントとなっており、2・3・4・5階、それぞれテーブル席、座敷席、貸し切り個室と
シーンによって使い分けられます。
まむし(間蒸し)といってごはんの間にも鰻が入っている、満足感たっぷりの大阪まむしが人気を博しています。タレは生き物と考える通り、調味料にこだわり、微妙に変化する味には丁寧に調整を加え、その日一番の鰻と合わせ、芝藤の味を守り抜いています。
所在地:〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋2-5-2
TEL:06-6231-4810
HP:http://shibato.net/
定休日:日曜日・月曜日・祝日
予算:¥3,035~¥5,420/1名