ハリウッドセレブにも人気なスタイリッシュな災害用キット
- 2018/8/24
- ライフスタイル

日本は「地震大国」と言われるほど災害に見舞われやすい国です。記憶に新しい2018年6月の「大阪府北部地震」や世界中が悲しみに包まれた2011年の「東日本大震災」など、地震による災害の印象が強いです。
地震以外にも「平成30年7月豪雨」と名付けられた、通称「西日本豪雨」など、ごくありふれた自然現象が未曾有の災害に発展することもあります。
普段からライフスタイルにこだわりがある人は、たとえ被災したとしても少しでも良い生活をしたいと考えています。
そんなエグゼクティブにぴったりな災害用キット(防災セット)を紹介します。
災害用キットは、日本だけでなくアメリカにも存在します。アメリカでは、地震はもちろんのことハリケーンなどの被害も多く、災害用キットもこだわって開発されています。その中身はセレブリティの間で大きな支持を集め、ギフトとしても活用されているそうです。
本記事では、スタイリッシュで実用的な災害用キットを紹介します。もしもの時に備えて、まずは自分や家族用に。そして、プレゼントとしても災害用キットを選んでみませんか。
Contents
緊急時の必須アイテム!命が助かるなら安い?!高級災害用キット
災害はいつ起こるかわかりません。もし被災してしまったら、電気や水道などのライフラインが途絶え、身近なもので生き続けなければなりません。
もちろん、被災してしばらく経つと、レスキューや復旧のために多くの人が動きます。自分自身が救出されるまでは、なんとしてでも命を守らなくてはいけません。
アメリカのラグジュアリー災害用キットを制作販売しているPreppi社は、9つのラインナップを有しています。
個人用の「The Preppi GoBox」は、95ドル(約10,500円)。
スタンダードな災害用キット「The Prepster – Luxe 3-Day Survival Bag」は、445ドル(約49,000円)。
最も高価なキット「The Prepster Black – Ultra Luxe Survival Bag」は、4,995ドル(約55万円)です。これは72時間生きるだけでなく、贅沢な被災生活をするために必要なアイテムを詰め込んだ防災アイテムです。
その他、応急手当用キットや「The Preppi GoBox」の上位版、個人用防災キット「The Prepster Lite」も誕生しています。
「The Prepster Advanced Fireproof Backpack」も独特なアイテムで、耐熱防護服に使われている素材をバッグにし、耐水性と耐熱性に優れたアイテムです。
もちろん、こちらも3日間行く抜くための防災アイテムがふんだんに詰め込まれています。大容量ソーラーパネルもあるため、自然エネルギーで充電できるキットが多く含まれているのも、長時間の戦いの手助けになるでしょう。
どれも内容が優れているだけでなく、本当に必要なものがしっかり揃っており、被災後72時間を生き抜くことができそうです。
ハリウッドセレブがギフトとしてオーダー!仲間を大切にする気持ち
災害用キット「Preppi survival kits」は、女優であるグウィネス・パルトローの発信で一躍有名になりました。自らのホームページで紹介し、その結果、スティーブン・スピルバーグとアンブリン・エンターテインメントがホリデーギフトとして数百という単位でギフトとして贈っています。ジュリア・ロバーツも同様です。
その他、多くの有名人、著名人が個人用に購入したり、ギフトとして贈ったりと多くの方に活用されています。
もちろん、災害にあわないに越したことがありません。しかし、スタイリッシュかつ優れたデザイン、そして、被災後3日間生き残るための必須アイテムがたっぷりとつまっています。
なぜ、スタイリッシュでかっこいいデザインが良いのか
多くの災害用キットは、いかにもというような作りをしており、デザインはお世辞にも優れているとは言えません。確かに、機能性だけを見るならば、おしゃれなデザインは不要に感じます。
Preppi社の災害用キットはとてもスタイリッシュで外見は普段遣いできそうなフォルムです。
日本の災害用キットの中でも、スタイリッシュな防災キットは増えてきており、部屋の片隅に置いていても景観を壊すことはありません。
ここが重要なポイントですが、何か起きた時に災害用キットを持ってすぐに逃げられるようにするためには、持っていきやすい場所に置いておく必要があります。
また、部屋には置かず、押し入れなど部屋の片隅に置くとしても、スタイリッシュでおしゃれなデザインであれば目立つため、すぐに発見できるというメリットもあります。
ダサいデザインの災害用キットでは、常時部屋に置くことは好ましくないですし、押し入れや倉庫にしまっておいたとしても、すぐに見つけ出せない可能性があります。
1分1秒大事にしなければならない時だからこそ、すぐに見つけられる、もしくは傍に置いておくことのできる、スタイリッシュなデザインにこだわるのも良いかもしれません。
日本メーカーの災害用キットも秀逸
アメリカで設計された災害用キットは、アメリカの災害をベースに考えて開発されたはずです。もちろん、それを活用しても十分生き残ることはできると思います。しかし、日本で生活している我々としては、日本で起こりやすい災害や、過去に起こった被災体験者の経験が蓄積されたものの方が実用的です。
防災用品のトップメーカーであるLA・PITA(ラピタ)社は、アメリカのPreppi社と比べても十分おしゃれな防災セットを開発しています。
中でも一番人気なのは、「防災セット ラピタ」です。
テントでも使われている高品質のターポリン生地を使用し、ファスナーも止水性のものを採用するという徹底ぶり。しっかり閉じておけば中身が濡れる心配はありません。
豪雨や台風時の避難でも、中身を濡らさずに持ち運びが出来るのは優れたポイントです。
デザインも白を貴重とし清潔感があり、室内に置いていても空間に溶け込んでくれます。
LA・PITA社の別ラインナップに「ものすごい防災セット」があります。こちらは、キャリーバックとして使えるだけでなく、リュックにもなるため、持ち運びしやすいアイテムです。
災害時は、どうしても極限状態になってしまうため、体力の消耗も激しいです。詰め込まれている防災アイテムは基本的に同じですが、持ち運ぶ時の機能性を重視するというのも良いですね。
こちらも、普通のキャリーバックにしか見えないため、部屋に置いていても自然に見えるアイテムです。
日本メーカーの災害用キットは、食に関してもライス(白米・五目ご飯・わかめご飯の三種)が採用されており、普段から食べ慣れている非常食が入れられているのは嬉しいところです。
LA・PITA社とPreppi社の災害用キットを見比べてみると、命の危険を守るアイテムは一緒です。Preppi社の方は、歯磨き粉、歯ブラシ、救急箱、ラジオや娯楽品(トランプやバックギャモン)まで幅広く盛り込まれています。
追加で、それらを購入し、合わせておくと十分かも入れませんね。
もちろん、海外のアイテムを購入し、食の部分をはじめ、細かいところをカスタマイズするというのも良さそうです。
まとめ
ハリウッドセレブにも人気なスタイリッシュな災害用キットを紹介しました。近年では、リビングや部屋に置いていても自然なデザインの災害用キットが主流になっています。
理由は、緊急事態の際、すぐにでも持ち運べるようにするためです。押し入れや倉庫に入った状態では、持ち運びに時間がかかり逃げ遅れてしまう可能性も出てきます。
アメリカのPreppi社が開発した災害用キットは、スタイリッシュかつおしゃれであり、被災時に必要最低限生活するだけのものではなく、少しでも上質な生活をするためのヒントがつまっています。
食に関しては、チョコレートバーが採用されていますが、カスタマイズして、私達が食べ慣れたものに置き換えるなどしても良いでしょう。
自分の身を守るために揃えておくのはもちろんのこと、知人や友人、仲間へのギフトとしてもとても喜ばれます。
これを機に防災意識を高め、災害用キットを見直してみてはいかがでしょうか?